銀杏の小路

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雨上がりに青空が出るとは限らない

春のように暖かい雨が曇りに変わり
手の先に少し寒い風が触れる

冬の道を歩いているというのに
冬の終わりを思い返す自分がいた

湿った空気に目を瞑っていると
大勢の人と別れた卒業の記憶が蘇る

毎日ように見ていた顔を
突如として見ることがなくなる日がきて
それを当然だと受け入れて門を出ていった日

あの日の銀杏は葉もない枯れ木の並木で
今ここで黄色い葉の落ちるのを見ると
少しほっとした気持ちになる





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