テーマ:横浜

港の公園

海辺の公園で無くしたものは どこへ行ってしまったのだろう あの時、手を放したのは いつでも届くところにあるものが どこかへ消えてしまうことなど 考えてもみなかったからだった そのうちに離れてしまっても まだそれがどこにあるのか わかってるうちは不安もなかった 今は手を伸ばそうが 探す当てさえも…
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雨上がり

雨の後の道に 水溜りがあれば避けて通るだろう 道端の水には 波の立つ港の水面には映らない 町と空が見える
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遊園地

眩しい日差しは暖かく この冬は暖かいのか それとも今だけの暖かさなのか 散策にはとてもいい気候だ
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静かな空

町の喧騒から逃れて 人通りのない運河に沿った道に出る 町の方を振り返れば 風は穏やかに暖かく 車の音も舟の音も 広い空に吸い取られてしまったように この場所は静かだった
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ガス燈

ガス燈が灯るまで ここにいたとしたら 思い出したくない 封印してしまった過去が 蘇ったりするだろうか 昔から何度となく歩いた道が 今年も黄色い落葉で染まるとき 目を瞑ると 胸をえぐられるような 瞑った目を開けたくなくなるような 気持ちが湧いてくる この季節が早く過ぎて 葉のない道に木枯らし…
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鴎のダンス

波止場を眺む古い公園に 冬に飛ぶ鳥を見かけるようになると いよいよ今年も残り僅かという気になる 氷川丸は波のない港の外れで いつでも鴎と一緒に浮かんでいる
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桟橋へ

日本大通から大桟橋通りへ 銀杏並木の葉も色付き 舗道舞い散る黄色の葉 桟橋へと続く道も 欅の葉が色付いている 開港広場は様々な色に変わった葉が 茶色に枯れて風に吹かれていた 冬の町の一コマ 開港広場を抜ければもうすぐ桟橋 午…
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空と銀杏

銀杏の色付きがピークを迎えた町 町を歩けば、そろそろ落ち葉の時期 石畳に黄色い葉が降り積もる
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雨降り

雨の日に水路に沿った道を行く 水の嵩はいつもより多く 恐ろしい程に速く流れている 憎しみを流すことができるのなら ポイと簡単に捨ててしまいたい もし大事なものと一緒に捨てろと言われたら 私はあんな奴のための憎しみと一緒に 大切な何を失ってもいいというのか 早く雨が止まなければ 私の頭…
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秋の夕を追って

日没までに海まで行けるのか 人波をかき分けて急いでみる 町はもうビルの長い影の中 太陽はどこに沈むのかもわからない 海はすぐそこだという所まで来ると ビルの隙間から日が当たってきた ここから先はまた影の中 海に着く頃までには日は沈んでしまうだろう 立ち止まって見ていると 日はあっとい…
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夕暮れの港

コンテナ埠頭が出来たばかりの頃 学校からの帰り道 未完成の埠頭に寄り道し 港がオレンジ色に染まるのを 町に帳が下りるまで眺めていた 赤い色だった橋は白く塗り変わり 倉庫の屋根が並んでいた岸壁も 高さのまちまちなビルが並ぶ 海辺の町に変わってしまった 貨物船も艀の姿も この入り江からは消えて…
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ブルーな夕暮れ

昼間は夏のように暑くなったものの 朝晩の涼しさといえば 冬に近づくほどに日々冷えてゆく 川沿いの桜は少しずつ葉が色づき 黄色や赤になったものは 風に乗り川面に降りてゆく
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蒼い夜

夜の帰り道は 誰の顔を見るわけでもなく 見知らぬ人と目を合わさすよう 暗くてつまらない地面を見て ただ黙々と進むだけである 振り向いた町はただ青白く 二度とない過ぎてゆく夜に じっとしているだけだった
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空色のスカイウォーク

バスが辿り着いたのは 海の風がもろに吹きつける 遮るものが何もない岸壁だった 荒れ果てた防潮堤は 砂利の浮き出た古いコンクリート 朽ち果てた花壇の中には 帰化植物が伸び放題に伸び 枯れては伸びての繰り返しに 土は死んだように湿ったままだ 埠頭には幾艘もの外国船が停泊し 見知らぬ航路へ出…
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シルエットの街

防波堤の中に入れば 船は微かな揺れもなくなり 横浜の入江深くに進んでゆく 船が港に帰り着く頃 桟橋は夕日の影の中 薄暗いタラップを降りれば 波止場の風は夜風のように冷える
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最後の暑さか

過ぎ行く夏を 9月の空に感じながら 炎天下の草の上に立つ 汗は少し涼しげになった風に消え 苦しさは早くなった日没に霞む 明日は少し秋になっているのだろうか
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国境の橋

渡ってみてはまた戻る 戻れば振り返り 出るのは溜息か 帰りの足か 国境はあの人を追いかけた 思いの果てにあるものか 理想を求めてやってきた 何かを捨てる吹き溜まりの隅に 国境の橋は架かっていたのか 今見える風景は 昔に争いのあったことなど 考えもしなかった者たちの 荒れ果てた摩天楼の森ばかりだ
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眠い鳩

立っているのも辛いくらい 暑い日にうんざりするのは 人間だけではないのだろう 空飛ぶ鳩もすっかり疲れ カミソリ堤防の上にへたりこむ 雲は晴れなくても 横浜の町に雨が降ることはなく 川の風が涼しかったのが 少しだけ心を和ませた
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想い出の隙間

あんなことがあったと いつでも思い出せることがある どうしてああなったのかと その理由があやふやな 部分的に思い出せることもある 僕の想い出の隙間には なにか大切なものが 落ちてはいないだろうか 何かやり残してしてまって 忘れてしまったものなど 所詮は大事ではなかったというのか 忘れたか…
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